暗号資産は2026年から20%課税?税制改正の適用時期・損失繰越を税理士が解説

暗号資産税制改正を解説

2026年度税制改正により、一定の暗号資産取引について、株式と同様に20.315%の申告分離課税を適用する制度が創設されました。

これまで、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産取引で得た利益は、原則として雑所得に区分され、給与所得などと合算して所得税を計算する総合課税の対象でした。

しかし、2026年3月31日に公布された令和8年法律第12号によって、一定の「特定暗号資産」の譲渡所得等について、申告分離課税の制度が設けられました。

ただし、2026年分の暗号資産取引に、新しい20.315%の申告分離課税が適用されるわけではありません。

新制度の適用開始日は、関連する金融商品取引法の改正規定の施行時期と連動しています。

さらに、新制度が始まっても、海外取引所や分散型取引所(DEX)での売却、ステーキング報酬の受領など、すべての暗号資産取引が一律20.315%になるわけではありません。

今回は、暗号資産の2026年度税制改正について、申告分離課税の開始時期、対象銘柄・取引業者の条件、海外取引所の取扱い、3年間の損失繰越控除、ステーキング報酬、暗号資産同士の交換、改正前後の税額比較、2026年分の確定申告方法まで詳しく解説します。

2026年から暗号資産の利益は20%の申告分離課税になる?

暗号資産の20.315%課税はいつから始まる?

2026年分の暗号資産の利益には何%の税金がかかる?

改正前と改正後では税金がいくら違う?

所得が少ない人も20.315%になれば有利?

すべての暗号資産が20.315%になる?

海外の暗号資産取引所で売却した場合はどうなる?

海外取引所で購入し、日本の取引所で売った場合は?

暗号資産の損失は3年間繰り越せるようになる?

暗号資産の損失を株式の利益や給与所得と通算できる?

ステーキング報酬も20.315%の申告分離課税になる?

ステーキング報酬として受け取った暗号資産を後日売却した場合は?

ビットコインをイーサリアムに交換した場合も課税される?

暗号資産を長期間保有して売却した場合は税金が半分になる?

暗号資産の取得価額はどのように計算する?

2026年に暗号資産で損失が出たらどうする?

暗号資産取引が事業所得になる場合はある?

暗号資産は株式の特定口座のように確定申告が不要になる?

2026年分の暗号資産の確定申告はどうすればよい?

新制度の開始前に暗号資産を売った方がよい?

まとめ:2026年分は総合課税、新制度は開始時期と対象取引に注意

町田・相模原で暗号資産の確定申告・税務相談にお困りの方へ

2026年度税制改正によって、一定の特定暗号資産の譲渡所得等に20.315%の申告分離課税を適用する制度が創設されました。

ただし、2026年分の通常の暗号資産売買益は原則として従来の総合課税となり、新制度開始後も対象銘柄や取引方法によって税務上の取扱いが異なります。

また、海外取引所やDEXでの取引、暗号資産同士の交換、ステーキング報酬、複数取引所にまたがる取得価額の計算など、暗号資産の確定申告では確認すべき論点が多くあります。

町田・相模原で、暗号資産の確定申告、ビットコイン等の利益計算、海外取引所の所得申告、暗号資産の税制改正に関する税務相談にお困りの方は、タクスリンク税理士事務所へご相談ください。

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主な根拠

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※本記事は2026年10月29日時点の法律・国税庁・財務省・金融庁の公表資料に基づく一般的な解説です。暗号資産の申告分離課税は法制化されていますが、正式な適用開始日、対象銘柄・取引業者、詳細な申告手続きなどについては、今後の施行政令・省令・国税庁の案内により確認する必要があります。実際の税務処理は、取引時期、所得区分、国内外の取引所、取引方法、暗号資産の種類、取得価額、各種所得控除等によって異なります。

Author Profile

末廣 大地
起業支援と財務コンサルティングが得意な税理士。
これまでの最高調達支援額は10億円。
町田・相模原エリア初の「決算料0円、月額10,000円~の税務顧問×創業融資支援0円×会社設立手数料0円の起業支援プラン」をリリース。
上智大学法学部法律学科卒。